ネパールのサーカスに売られた子供達②

girl-618374_640前回サーカスに身売りされていくネパールの子供達の話を紹介したが、今回この記事ではそういった問題解決に取り組む大人たちの話を紹介したいと思う。

前回の記事はこちら

子供達の為に闘っている、イギリスの団体ESTHER BENJAMINS TRUST(以下E.B.T)は1999年に設立された。元大佐のフィリップ・ホルメス氏をはじめとした数人が、子供達の人権擁護の為に団体を設立し、沢山の子供達を解放してきた。

サーカスに身売りされていく子供以外にも、ストリートチルドレンや人身売買や強制的に性労働に従事させられている少女などを助けるためにも尽力。ネパールで起きた地震で被害を受けた子どもたちを救うためにも活動している。

英語版だが、ホームページを紹介したいと思う。http://www.ebtrust.org.uk/

【子どもたちの開放まで】

フィリップ氏はサーカスで奴隷状態にある子どもたちの噂を知る。調査の末、サーカスの経営者を逮捕することができ、子供達を解放したあとも、社会復帰までのケアを支援している。

現在、子供の数名はネパールの郊外にて、施設で共同生活をしている。彼らは施設で、タイルの破片で出来たカラフルなモザイク画を作っており、これをお土産として販売し月に1万円くらいのお金を手にする。販売以外にもモザイク画製作は、子どもたちのセラピーにも効果があるため行われたそうだ。

身売りされた子供達は、貧困故に学校に通えず売られ、長い年月サーカスでの生活が続いたため、学習経験が乏しく、無教養のまま育った子供達がほとんどだ。この施設では読み書きの訓練など、子どもたちへの勉学を支援している。元修道女のサイラヤ氏がフィリップ氏のプロジェクトに賛同し、授業が支援されるようになった。

こういった団体がいることは本当に素晴らしい話だ。私ときたら、ネパールでサーカスの身売りがあることも知らなければ、こうして生まれながら不幸な境遇に身をおく子供を救う事に尽力している立派な人達が居たことも知らなかった。

私が言ってはいけないことだが、日本と発展途上国では、生まれた時点で、子供が持っている将来の可能性は大きく違う。でもその差は何年かかってもいいから縮めるようにしなければいけない。それは先に豊かな生活を遅れるようになった国である私達が取り組むべき課題であり、考えていかなければいけないことだ。

特に日本は、自分たちだけの力で大きくなったのではなく、他のアジア諸国の協力があったから豊かな国になれたのだから。

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