好調な景気と少子化で俄然教育熱心なドイツの家庭。

family-457235_640ドイツに在住してはや3年目。20代後半なので、こっちに住んでいる日本人と話す会話では、やはり今後日本とドイツどちらで家庭を築くかどうかについて話す機会が多くなる。日本人女性から、ドイツ人とお付き合いしている場合が多いので、こっちで結婚して暮らすかもという話をよく聞くが、悲しいかなその逆はあまり聞こえてこない (泣)。

仮にドイツ人女性と結婚した場合、どこで家庭をもつかとは非常に重要だ。特にドイツは学費がほとんど掛からないようなもの。

高校まで全て授業料なしで学校に通えるし、大学も授業料が半年数万円程度(州によって異なる)。さらには子供の養育費が支給される上に、子供の数が増えれば額も上がっていく。大学に入るのが、エリートに限られていくが、大学卒業するまで養育費を貰える可能性があるので非常に子供を育てやすい国だ。

それに比べて日本で子供ひとり育てるのには2000万円以上かかる。昔のように大家族を築くような余裕は、日本の家庭にはなかなか無い。しかしドイツでも日本と同じような少子化が加速している。昔は5〜6人が当たり前だった子供の数も、現在では1~2人が平均。

しかし子供の数が減っても教育費は上がっているそうだ。

【現代のドイツ人の子育て】

ドイツの中流家庭での平均的な教育費は約8万5千円で、これらは教育費が無料である学校以外で使われるお金だ。

中流家庭では、子育てに時間を費やせるように、夫婦でパートタイム勤務なんてところもあるそうだ。仕事中心ではなく子育て中心の生活にし、本などで子育てや学習教育の勉強に精を出すそうだ。

【私立校の台頭】

授業料が無料なのは公立校になるのだが、より教育熱心な家庭は私立校に子供を通わさせるそうだ。私立校と言っても日本みたいに多額の授業料を払うわけではなく、月に3~4万円程だ。

ちなみにこの背景には移民の多い国である故、公立校では授業スピードにばらつきが出てしまうという独特の理由がある(児童の母国語の能力にばらつきが出るため)。例えばベルリンでは10年前より、私立学校に通う児童の割合が4.7%から9.3%まで上昇した。

【子育てマーケット】

子供が減ったことによる、教育熱の集中で子育てのマーケットはウハウハだ。5年あまりで33億円から37億円の利益拡大がおきた。子育てグッツの評判が上がるとブームが生まれ、更に新しいブームが後を追うように発生して、と子育てマーケットでは継続的にちょっとしたバブルが続いているようだ

また子育てに有効なグッヅが流行ると、それをみな求めたり、子供が成長すれば、新しい子育てグッヅを購入しに来たりといった現象が継続的に起きているため、このマーケットは多くの恩恵を受けているようだ。

たしかに子供に良い教育はさせたいもの。私自身、親からたくさんの習い事をさせられて育ったから、親が私に様々な経験をさせたかったのだろうと今になって共感できる。しかし今と昔じゃ経済状況が違うから、私がいくら望んでも、子供に昔の自分のように様々な習い事をさせてあげることは出来ないだろう。そう考えると、ドイツで教育費も抑えて、さらに何かしら通わせてあげれたらなぁと考えると・・・ドイツで家庭をもつのも悪くないなぁと思う今日このごろだ。

参考URL

http://www.tagesspiegel.de/meinung/mittelschichtkinder-neue-eltern-hat-das-land/10696824.htm

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