ドイツの学校での生徒の服装規則②ー宗教編ー

muslim-417317_640前回は、ドイツの学校の私服のルールについて、男女別の服装における禁止事項を中心にお伝えしましたが、今回は宗教編ということでお伝えしたいと思います。

 

皆さんご存じないですが、ドイツといえば西洋人ばっかり。。というわけではないんです。多民族国家であり、多くのイスラム教徒を始めとした非キリスト教圏の出身背景を持つ人がたくさん住んでいます。ドイツに限らず、EUであり先進国と数えられている国はどこもそうでしょう。ドイツの小さな街も例外ではありません。

日本だとほとんどの人が仏教徒であるため、学校で宗教に関するトラブルなんてものは基本的には遭遇しないです。しかし他国ではそれぞれの宗教を持つ、児童、生徒が一緒の教室で勉強しているのです。当然宗教に関する学校内のルールがあってもおかしくないかもしれません。

【女性のイスラム教徒のシンボル】

もちろんドイツは信仰の自由があります。しかし文部大臣によると、イスラム教の女性が顔全体を覆い隠すスカーフを学校で行うのは、授業中のコミュニケーションの妨げになるので認められていないそうです。

宗教上の理由で、頭にスカーフを巻くのは、学校内での争いのもととなると考えている学校もあり、デュッセルドルフ市にある小学校では、規則として生徒の顔の認識に妨げが出るスカーフなどは校内では外すようにと新しく規則を立てました。

親のみならず、メディアからのリアクションは大きかったです。しかしこの州の文部大臣は”協調性とコミュニケーションは生徒にとっては必要。生徒が同じ規則の元、学生生活を送れる学校に高い関心があります”とコメントしていました。

その一方で大きい市では、宗教ごとに特別の学校があったりして、イスラム教徒のみか通う学校もあります。そこでは、きちんと宗教の伝統に則り頭や顔全体にスカーフを巻くことは許されています。

【子供の頃から知る他宗教への理解】

たしかに私もスカーフを巻いているティーンは見かけたことはありませんね。宗派によって子供はつけなくても良いとか決まりがあるのでしょうけど。

国が違うと、宗教を取り巻く環境も違う。なのでドイツを始めとした多民族国家で生まれた子どもたちは、学生生活から他宗教との接し方や距離感などを考える環境にいるわけなんですね。そう考えると、日本人の他の宗教への乏しい理解という批判がされる理由がわかってきますね。

参考URL http://www.bild.de/news/inland/schule/jogginghosen-hotpants-was-duerfen-schulen-verbieten-43369174.bild.html

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